【W.W.のAgora Mesmo第8回】ブラジル到着!現地で観たショウ

【W.W.のAgora Mesmo第8回】ブラジル到着!現地で観たショウ

それでは先週予告した通り、3回に渡ってブラジルツアーのレポートをしていきましょう。
今年のブラジルツアーは2班に分かれて出発、先発組は10(月)に成田を出て、ブラジル現地時間11(火)の午前に到着しました。到着日から早速ショウに行ってます!

9月11日(火)

フラヴィア・ダンタス&ベルナルド・ダンタス

 

5月にプライベート来日したフラヴィア&ベルナルド夫妻。会場はベコ・ダス・ガハーファスにあるThe Bottle。

かつてセルジオ・メンデスやメネスカル、タンバ・トリオが毎晩ジャムセッションしていたライブハウスです。エリス・レジーナが初めてリオでショウをやった場所でもあります。

ボサノヴァのブームが去り長らく閉まっていましたが数年前に復活しました。今年はボサノヴァ60周年ということで、ボサノヴァ系アーティストが毎晩出演、フラヴィア&ベルナルドは毎週火曜の夜に出演しています。

来客者は世界中から集まったボサノヴァファンの人たち。逆にあまり地元の人はいない感じです。日本人好みのフラヴィアのスアーヴィ(甘い)声質があまりに心地良くて、ついつい眠ってしまいそうな...。終演後に挨拶、数ヵ月振りの再会をお互い喜びました!

9月12日(水)

マルセロ・カルヂ


新作『A Sanfona e Meu Dom』も大評判、このところ急激に評価が高まっているシンガー・サンフォネイロ(アコーディオン奏者)のマルセロ・カルヂ。彼が率いるサンフォーナ・オーケストラのエンサイオ(リハーサル)があるので見学させてもらいました。

場所はラパの雑居ビルの最上階。あのセラロンの階段のすぐ近くです。窓からはカテドラルや水道橋も見えて最高の眺めです。

集まった人たちは一部プロのミュージシャンもいますが、楽器の修理屋さん、歯医者さんや看護師さんといった本職は他に持つアマチュアの人たち。最初はフォホーから始まってマルシャやタンゴまで終始ゆるい感じで練習してました。途中からはツアー参加者も演奏に加わりました!!

オルケスタ・デ・ソプロス・ダ・プロ・アルチ


この日の夜はラパにあるクラッシック中心のホール、サラ・セシリア・メイレレスで管楽器オーケストラのショウに行きました。人数が多いのでPAが大変そう。

オリジナルを中心にトム・ジョビンの「モハーヴェ」等を新鮮な解釈で披露。

ゲストにブラジル・ハーモニカ界の現役トップとも言えるガブリエル・グロッシ、そして事前告知されていなかったのですが、カルロス・マルタも登場しました!!

終演後、カルロス・マルタと。カルロスは2年前エドゥ・ロボのショウで来日しました。

ガブリエル・グロッシとは初対面。共通の友人も多く話しが弾みました!

9月13日(木)

シコ・ロボ


この日の夜はダブル・ヘッダー。まずは新作『Tempo de Paz』が好評のミナスのヴィオラ・カイピーラ奏者のシコ・ロボ。今回はギター奏者とのゼ・アレシャンドレとの共演です。会場は日本でも公開された『ディヴァイン・ディーヴァ』の舞台となったテアトロ・ヒヴァルです。

客席はちょっと平均年齢高めな感じ。ムジカ・カイピーラとは言っても洗練されている感じで、ブラジル音楽の源流を感じました。

そしてなんとシコと面会することができました!シコのCDが掲載されている拙著『ムジカ・モデルナ』をプレゼントしたら大喜び、日本でも演奏してみたいそうです!

エヂ・モッタ


シコのショウが終わってすぐにタクシーでコパカバーナに移動、2本目は日本でも大人気のエヂ・モッタです。なんとキャリア初のソロ公演ということでステージにはキーボードとギターが並んでセッティングされています。

「ジョアン・ジルベルトの映像を観て自分もやってみたくなった」とか。エヂはユーモアあふれるトークでお客さんを笑わせてくれ、1000人程のホールでしたがアットホームな流れでした。あの「コロンビアーナ」も弾き語りは新鮮!!

そして驚くべきサプライズがありました!なんとステージ上から「次の曲は日本から来ているWillieに捧げる」といって「Feel like makin’ love」を歌ったんです!実はエヂに「今日のショウ観に行くよ!」とメールしていたのですが、こんな大舞台で名前を言って頂けるとは!!光栄です!!

9月14日(金)

ニルジ・カルヴァーリョ


この日、後発組の3人が無事に到着、ツアーメンバー6人となりました。午後からフェイラ・ヂ・サンクリストヴァン~パォン・ヂ・アスーカルと廻ってきて、19時にシネランヂアのテアトロ・ヒヴァルに到着。

ニルジは数年前にスルル・ナ・ホーダで日本ツアーを成功させましたが、スルルは活動停止、現在はソロ公演となっています。

女性コーラスやアタバキなども加わった大編成で、選曲もサンバだけでなくバイーアのアフロ・サンバ、そしてフォホーなど多岐に渡りました。メンバーと挨拶したかったのですが次があるのであわてて移動。

パウリーニョ・ダ・ヴィオラ


そして!なんと!MPB界の超大物、パウリーニョ・ダ・ヴィオラのショウにやってきました!会場はVivo Rioです!!個人的にも初パウリーニョです。最初からヒット曲で攻めまくり場内は大合唱となりました。パウリーニョはギターとカヴァキーニョを持ち替え元気そうに歌っていました。

と、こんな感じでまだ1週間も経っていないのに濃厚な日々を過ごしています!来週の記事もお楽しみに!!

コラム・連載カテゴリの最新記事