ラテングラミー賞2018ノミネート一覧【ブラジル音楽編】

ラテングラミー賞2018ノミネート一覧【ブラジル音楽編】

ついにラテングラミー2018のノミネート一覧が公開されました!
今年もブラジルから数多くのアーティスト、作品がノミネートされていますよ!

ラテングラミー2018の結果発表、授賞式は11月15日の予定です。

●ラテングラミー公式ページポルトガル語スペイン語英語
ラテングラミー2017/ブラジル部門おさらい!(Jornal Cordel)
目次

レコード・オブ・ザ・イヤー部門

É FAKE (HOMEM BARATO)/Anaadi

ブラジルのリオ・グランジ・ド・スル州出身の女性シンガー、Anaadiが最優秀レコード部門を含む4部門にノミネートされました!
AnaadiについてはNewアーティスト部門で詳しく触れていますのでそちらもご覧ください。

アルバム『Noturno』からこちらの楽曲「É Fake(Homem Barato)」。

『Noturno』 Anaadi
Leo Bracht, record producer, recording engineer, mixer
Felipe Tichauer, mastering engineer

アルバム・オブ・ザ・イヤー部門

Chico Buarque 『Caravanas』

chico buarque caravanas

ノミネート全10アルバム、9つがスペイン語圏からのリリース。
ここに、ブラジルからChico Buarque(シコ・ブアルキ)の『Caravanas』が入りました!

2018年のブラジル音楽賞(Prêmio da Música Brasileira)も賞を総ナメでしたが、ラテングラミーでも快挙ですね!最優秀アルバムに選ばれるでしょうか?!

最優秀NEWアーティスト部門

ANAADI


foto: Divulgação

レコード・オブ・ザ・イヤーにも楽曲がノミネートされたAnaadi(アナーヂ)。
Anaadiは2013年、テレビ番組の「The Voice Brasil」に出演し、一躍話題になりました。
当時はAna Lonardiという名前で出ていましたが、昨年アルバム『Noturno』をリリースするタイミングで芸名をAnaadiに変更。
(偶然にもヒンディー語では「anaadi=永遠の」という意味を持つそうです。)

『Noturno』の楽曲は、R&B、soul、reggae、afro、jazz、MPB、sambaの要素あり、非常に聞き応えのあるアルバムです!

Roberto Menescalが作曲に関わった「Por Querer」も素晴らしいです。超リコメンド!

最優秀アーバン・フュージョン・パフォーマンス部門

Sua Cara/Major Lazer feat. Anitta, Pablo Vittar

今やブラジルでの人気度も飛ぶ鳥を落とす勢いのふたり、Anitta(アニッタ)Pablo Vittar(パブロ・ヴィタール)が参加した「Sua Cara」がノミネートされました!!

ちなみにこのラテングラミーの“最優秀アーバン・フュージョン・パフォーマンス部門”。
昨年2017年は、あのジャスティン・ビーバーが「デスパシート(リミックス)」で自身初のラテングラミーを受賞したと話題になった部門です!
今年はブラジル人の獲得なるか!?

最優秀アーバン・ソング部門

Downtown/Anitta & J.Balvin

なんとAnittaがこの部門でもノミネートに入っています!

この曲はコロンビア出身のレゲトンシンガーで、2018年サマソニ出演のため初来日も果たしたJ.Balvin(J.バルヴィン)とのコラボ。そのため歌詞はポルトガル語ではなくスペイン語です。
でも、一応リリースはWarner Music Brasilですし、Anittaもブラジル人ですのでここでも紹介させていただきます!

最優秀インストゥルメンタル・アルバム部門

ななんと、インスト部門は5作品中4作品がブラジル発です!
今年のブラジル音楽賞(プレミオ・ダ・ムジカ・ブラジレイラ)のインスト部門でも、以下に挙げるYamandu CostaとHamilton de Holanda、Hermeto Pascoalがほぼ独占状態でしたが、ラテングラミーでも強い!

Recanto/Yamandu Costa

ヤマンドゥ・コスタ『Recanto(へカント)』

今年の10月に再来日も控えているYamandu Costa(ヤマンドゥ・コスタ)の2017年リリースのアルバム『Recanto』がノミネートされました!

2018年ヤマンドゥ・コスタ来日情報はこちらからチェック!
【来日情報】ヤマンドゥ・コスタ、FRUEフェスに出演 – Jornal Cordel

HAMILTON DE HOLANDA TRIO – JACOB 10ZZ/Hamilton De Holanda Trio

Hamilton de Holanda Trio Jacob 10ZZ

バンドリン奏者Hamilton de Holanda(アミルトン・ヂ・オランダ)がGuto Wirtti(bass)とThiago da Serrinha(perc)と組んだトリオ。
バンドリンの巨匠、Jacob do Bandolim(ジャコー・ド・バンドリン)の曲をジャズアレンジで収録したこちらのアルバムがノミネートされました!

Aluê/Airto Moreira

Aluê Airto Moreira

ブラジル出身のパーカッショニスト、キャリア60年超えのAirto Moreira(アイルト・モレイラ/英語読みではアイアート・モレイラ)。
米国をはじめ世界で活躍しており、ブラジル音楽好き以外にも有名かと思います。
今回ノミネートされた『Aluê』は、実はブラジルでは初めてとなる本人名義でのアルバムだそうです!!

No Mundo dos Sons/Hermeto Pascoal & Grupo

No Mundo dos Sons Hermeto Pascoal e Grupo

2018年にも来日を果たしたHermeto Pascoal(エルメート・パスコアル)と彼のバンドのアルバム『No Mundo dos Sons』。
Airto Moreiraのアルバムと同様、「Selo SESC」というレーベルから出ています。

この4アルバムと、ベネズエラ出身のMiguel Siso『Identidad』の5作品がノミネートされていますが、どれが選ばれても納得というラインナップですね。


Advertisement

最優秀ラテンジャズ部門

Natureza Universal/Hermeto Pascoal & Big Band

ラテンジャズ部門にもエルメート・パスコアルが登場!
ビッグバンドを率いて2017年にリリースされた『Natureza Universal』がノミネート。

2017年は来日、そして15年ぶりの新譜『No Mundo dos Sons』リリース、から更にもう一枚アルバム『Natureza Universal』を出し、さらには1976年録音の未発表音源もリリースされるなど、「エルメート・イヤー」と言われたりして界隈も話題沸騰。2018年も来日しましたし、日本にたくさんいるエルメート・ファンにとって嬉しいニュース続きですね!

Natureza Universal
Hermeto Pascoal & Big Band

最優秀クリスチャン音楽アルバム部門(ポルトガル語)

賛美歌、ゴスペルとはいっても、ブラジルでも本当に多彩な楽曲がリリースされているんですよね。
そしてメロディーがとても美しい楽曲が多いです。
この辺りも深いのですが、私自身もまだ勉強中のジャンルなので、今回は紹介にとどめておきます!

SOM DA MINHA VIDA/Fernanda Brum

NÍVEL DO CÉU/Cassiane

CONTAGEM REGRESSIVA/Anderson Freire

PINTOR DO MUNDO/Pr. Lucas

ADORAÇÃO NA GUERRA AO VIVO/Léa Mendonça

最優秀コンテンポラリー・ポップ・アルバム(ポルトガル語)部門

NOTURNO/Anaadi

上でも触れました、Anaadiのアルバム『Noturno』!

AMOR É ISSO/Erasmo Carlos

Erasmo Carlos(エラズモ・カルロス)の2018年話題作『Amor é Isso』。
EmicidaやMarcelo Cameloも参加してます。

Jornal Cordelのこちらの特集でも取り上げました!!
2018年上半期おすすめのブラジル音楽名盤15選!気になる現地メディアの評価

DONA DE MIM/Iza

私編集長も大ファン、リオデジャネイロ出身のシンガーIZAの『Dona de Mim』。

今年のムウチショウ賞にも楽曲「Pesadão」がノミネートされています!
【ブラジル音楽】ムウチショウ賞2018ノミネート一覧【Prêmio Multishow】

ANA VILELA/Ana Vilela

2017年、特に「Trem-Bala」という曲がSNSで拡散されまくり、大ヒットしたAna Vilela(アナ・ヴィレラ)。
ラジオなどでもよくかかり、ロングヒットしましたね。キレイな声のシンガーです。

XENIA/Xenia

日本盤もリリースされたXênia(シェニア)のアルバム、『XENIA』もノミネート!

ラティーナ4月号にはインタビューも掲載されています。
月刊ラティーナ 2018年4月号


Advertisement

最優秀ロック/オルタナティヴ・アルバム(ポルトガル語)部門

RECOMEÇAR/Tim Bernardes

今年日本でも結構話題になっているTim Bernardes(チン・ベルナルデス)の『Recomeçar(ヘコメサール)』!

Jornal Cordelでもチン・ベルナルデスについてまとめていたのでこちらもチェック!
チン・ベルナルデスまとめ【話題のブラジル歌手】

RELAX/Kassin

LENINE EM TRÂNSITO/Lenine

CASAS/Rubel

こちらの記事でも取り上げました!
2018年上半期おすすめのブラジル音楽名盤15選!気になる現地メディアの評価

ECOS DO ACASO E CASOS DE CAOS/Jay Vaquer

最優秀サンバ/パゴーヂアルバム部門

ALÔ VILA ISABEEEEL!!!/Martinho Da Vila

サンバの重鎮、マルチーニョ・ダ・ヴィラの最新作。
ちなみに8人の息子・娘たちのうち、本作では6人と共演しています!参考記事

PRAZER, EU SOU FERRUGEM/Ferrugem

1988年生まれのサンバ、パゴーヂ系シンガーFerrugem(フェフージェン)。
楽曲「Pirata e Tesouro」は、2018年のカーニバル時期に、一番聞かれたサンバの楽曲(ビルボード・ブラジル調べ)にもランクインしました!

MUNDUÊ/Diogo Nogueira

AMOR E MÚSICA/Maria Rita

SÓ VEM! AO VIVO/Thiaguinho

最優秀MPBアルバム

ジョアン・ボスコ、シコ・ブアルキ、エドゥ・ロボ、ドリ・カイミ、マルコス・ヴァーリ、ヴィトール・ハミル、エルザ・ソアレス、大物揃いのMPB部門!

MANO QUE ZUERA/João Bosco

CARAVANAS/Chico Buarque

EDU, DORI E MARCOS/Edu Lobo, Dori Caymmi e Marcos Valle

CAMPOS NEUTRAIS/Vitor Ramil

DEUS É MULHER/Elza Soares

最優秀セルタネージョアルバム

Zezé Di Camargo & Lucianoをのぞいて、7作中6作がライブ盤なのも興味深いです。

SENTIMENTO DE MULHER/Solange Almeida

70 ANOS/As Galvão

CONTRASTE/Naiara Azevedo

ELAS EM EVIDÊNCIAS/Chitãozinho & Xororó

DOIS TEMPOS, PARTE 2/Zezé Di Camargo & Luciano

SOU DO INTERIOR (AO VIVO)/Fernando & Sorocaba

BEM SERTANEJO – O SHOW/Michel Teló

最優秀ルーツ音楽(ポルトガル語)アルバム

DAQUELE JEITO!/Anastácia

ベテラン78歳のフォホー・シンガー、Anastácia(アナスタシア)のアルバム『Daquele Jeito』。
Zeca BaleiroやFafá de Belemも参加。

MARIZA/Mariza

ブラジルではなくポルトガルのファドの歌い手、Mariza(マリーザ)。
ブラジルじゃないけどせっかくなので紹介しておきます。ブラジルでも公演をしたことがあります。

+AR/Almir Sater & Renato Teixeira

「Tocando em Frente」などを作曲したAlmir Saterと、「Romaria」などを作曲したRenato Teixeira、偉大なコンポーザーのデュオによるアルバムです。

FITXADU/Sara Tavares

こちらもブラジル人ではないですがせっかくなので紹介。
リスボン出身、カーボヴェルデにルーツを持つポルトガル人シンガー、サラ・タヴァレス。
El Sur Recordsさんのレビューもぜひ!

BORGHETTI YAMANDU/Borghetti Yamandu

アコーディオンの名手、Renato Borghetti(ヘナート・ボルゲッチ)とYamandu Costa(ヤマンドゥ・コスタ)が組んだアルバム『Borghetti Yamandu』。

ボルゲッチ・ヤマンドゥ – disk union

最優秀ポルトガル語楽曲部門

ALIANÇA/Tribalistas

今年ブラジル全国ツアーもしたTribalistas。
ソングライターはPedro Baby, Pretinho Da Serrinha & Tribalistas!

APONTE/Maria Bethânia

2017年公開のブラジル映画「Entre Irmãs」のサントラにも採用されたMaria Bethânia(マリア・ベターニア)の「Aponte」。
のちにTV Globoでも2018年に公開されました。こちらのリンク(Entre Irmãs – GShow)からも見れます。

ソングライターは映画にも出演した女優Nanda Costa、パーカッショニストのLan Lanhと、ペルナンブーコ出身のSambê。

AS CARAVANAS/Chico Buarque

シコ・ブアルキの作品は今回いくつの部門にノミネートされたか数え切れないほど・・・笑
ファンキっぽいリズムが入っていて面白いですよね。
ソングライターはChico Buarque。

CONVITE PARA NASCER DE NOVO/Erasmo Carlos

ソングライターはErasmo Carlos, DadiそしてMarisa Monteも参加!

PRA QUE ME CHAMAS?/Xênia

5日前くらいに、公式のビデオクリップが公開されていました!!めちゃくちゃ世界観でてますね。
『Xenia』の日本盤は歌詞の日本語対訳もついていますので、こちらと合わせてチェックするとより理解できると思います!
ソングライターはLucas Cirillo & Xenia。


Advertisement

最優秀子供向け音楽アルバム部門

BITA E A NATUREZA/Mundo Bita

ブラジルのペルナンブーコで誕生したアニメ、Mundo Bita(ムンド・ビタ)のアルバムがノミネート!

最優秀アレンジ部門

MASSARANDUPIÓ/Chico Buarque

アレンジャーはリオデジャネイロ出身のLuiz Cláudio Ramos!
過去にQuarteto em CyやMPB-4などのアレンジも手がけた他、Elis ReginaやRita Lee, Nara Leãoなどとも仕事しています!

最優秀アルバムパッケージ部門

MEIO QUE TUDO É UM/Apanhador Só

Apanhador Sóのアルバム『MEIO QUE TUDO É UM』の、ココナッツの実のイラストが印象的なジャケット。
アートディレクター、Daniel Eizirik氏による作品。

Apanhador Só『Meio Que Tudo É Um』

最優秀アルバム技術賞部門

NOTURNO/Anaadi

この部門含めて、全部で4部門にノミネートされたAnaadiの『Noturno』!
もしかしたら今後、日本にも輸入されるかも!?

制作メンバー
Leo Bracht, engineer
Leo Bracht, mixer
Felipe Tichauer, mastering engineer

Anaadi Noturno
Noturno
Anaadi

REI NINGUÉM/Arthur Nogueira

パラー州ベレン出身、30歳のArthur Nogueira(アルトゥール・ノゲイラ)のアルバム『Rei Ninguém』

制作メンバー
Thiago Baggio & Rodrigo Sanches, engineers
Rodrigo Sanches, mixer
Rodrigo Sanches, mastering engineer

Arthur Nogueira Rei Ninguém
Rei Ninguém
Arthur Nogueira

特集・まとめカテゴリの最新記事