ブラジル音楽が使われている海外映画10選【名曲揃い!】

ブラジル音楽が使われている海外映画10選【名曲揃い!】

ブラジル音楽を好きになったきっかけは、人それぞれかとは思いますが、映画で使われていて気になり始めた、という人もいるのではないでしょうか?

アメリカなど海外の映画でも、かなり多くの作品でブラジル音楽が使われています!というわけでピックアップして映画特集を組んでみました。

昔観たことある映画、実はブラジル音楽がかかっていたかも?

食べて、祈って、恋をして(アメリカ/2010)

原題 Eat Pray Love
ブラジル版題名 Comer, Rezar, Amar
監督 ライアン・マーフィー
楽曲 Samba da Bênção
作者 Pierre Barouh, Baden Powell De Aquino, Vinicius de Moraes
歌い手 Bebel Gilberto(ベベウ・ジルベルト)

こちらの映画『食べて、祈って、恋をして』には2曲ブラジル音楽が使われています。

日本語タイトルでは「祝福のサンバ」として知られている「Samba de Benção」と、アントニオ・カルロス・ジョビン作曲の「Wave」です。

楽曲 Wave
作者 Antonio Carlos Jobim
歌い手 João Gilberto(ジョアン・ジルベルト)

トーク・トゥ・ハー(スペイン/2002)

原題 Hable com Ella
ブラジル版題名 Fala com ela
監督 ペドロ・アルモドバル
楽曲 Por toda a minha vida
作者 Antonio Carlos Jobim (Tom Jobim), Vinicius de Moraes
歌い手 Elis Regina(エリス・レジーナ)

愛する女性が事故で昏睡状態になってしまった2人の男性を描いたスペイン映画『トーク・トゥ・ハー』。

予告編にも、エリス・ヘジーナの「Por Toda A Minha Vida」が使われています!

また、歌詞はスペイン語のメキシコ音楽ですが、ブラジル人のCaetano Veloso(カエターノ・ヴェローゾ)が歌う「Cucurrucucú Paloma」も登場しています。
(映画の1シーンが見れるYouTube動画はこちら

どうやら監督のペドロ・アルモドバルはカエターノ・ヴェローゾの歌声が好きなようで、1995年の監督作品『私の秘密の花(La flor de mi secreto)』のエンディングにもカエターノバージョンの「Tonada de Luna Llena」を起用しています。

欲望の法則(スペイン/1987)

原題 La Ley del deseo
ブラジル版題名 A Lei do Desejo
監督 ペドロ・アルモドバル
楽曲 Ne me quitte pas
作者 Jacques Brel
歌い手 Maysa Matarazzo(マイーザ)

せっかくなのでもう一つペドロ・アルモドバルの作品からご紹介。
こちらもブラジル音楽ではなく、ジャック・ブレルのフランス語の有名な楽曲「Ne Me Quitte Pas」なのですが、

1950〜60年代屈指の偉大な歌姫、Maysa(マイーザ)というブラジル人歌手が歌っているということで載せておきます。

スピード2(アメリカ/1997)

原題 Speed 2: Cruise Control
ブラジル版題名 Velocidade Máxima 2
監督 ヤン・デ・ボン
楽曲 A Namorada
作者・歌い手 Carlinhos Brown(カルリーニョス・ブラウン)

映画『スピード2』に使われているブラジル音楽は、バイーア出身のカルリーニョス・ブラウンによる「A Namorada」!

アメリカではラジー賞最低続編賞を受賞するなど不名誉な結果になり、興行的にもうまくいかなかったようですが・・・日本では小室哲哉氏がテーマ曲のリミックスを行ったことが話題になったりして、観に行かれた方も多かったようです。

メリーに首ったけ(アメリカ/1998)

原題 There’s Something About Mary
ブラジル版題名 Quem Vai Ficar com Mary?
監督 ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー
楽曲 Brazil (Aquarela do Brasil)
作者 Ary Barroso
演奏 Ray Conniff

キャメロン・ディアス主演のコメディ映画『メリーに首ったけ』。

Ray Conniff(レイ・コニフ)バージョンの「Aquarela do Brasil(ブラジルの水彩画)」です。ブラジルの曲といえばこの曲を思い出す人も多いのではないでしょうか?

「Aquarela do Brasil(ブラジルの水彩画)」は、「未来世紀ブラジル」(イギリス/1985)でもメインテーマとして使われていますね。

Be Cool/ビー・クール(アメリカ/2005)

原題 Be Cool
ブラジル版題名 Be Cool – O Outro Nome do Jogo
監督 F・ゲイリー・グレイ
楽曲 Roda
作者 Gilberto Gil, João De Campos
歌い手 Elis Regina

ジョン・トラボルタが主演のコメディ映画『ビー・クール』。

Amazonプライムビデオで視聴できたので、私もこの映画を観てみたのですが、登美丘高校の“バブリーダンス”が始まるのかと思いました笑 元ネタはこの冒頭にかかるEarth, Wind & Fireの「Fantasy」 だったんですね!

『ビー・クール』に使われているブラジル音楽は、エリス・レジーナが歌う「Roda」。
ジルベルト・ジルが歌うものは、ジルの1967年アルバム『Louvação』にも収録されています。

『ダイヤモンド・イン・パラダイス』(アメリカ/2004)

原題 After the Sunset
ブラジル版題名 Ladrão de diamantes
監督 ブレット・ラトナー
楽曲 Agora Só Falta Você
作者 Luis Sérgio Carlini, Rita Lee
歌い手 Maria Rita(マリア・ヒタ)

『ダイヤモンド・イン・パラダイス』は、5代目ジェームズ・ボンドのピアース・ブロスナンが007シリーズ以後に出た最初の映画、だそうです!(Wikipediaより)

オリジナルはRita Lee(ヒタ・リー)の曲、Elis Reginaの娘であるMaria Rita(マリア・ヒタ)が歌っているバージョンが使われています。

Vフォー・ヴェンデッタ(アメリカ・イギリス・ドイツ/2005)

原題 V for Vendetta
ブラジル版題名 V de Vingança
監督 ジェームズ・マクティーグ
楽曲 Garota de Ipanema(イパネマの娘)
作者 Antonio Carlos Jobim, Vinicius de Moraes, Norman Gimbel
歌い手 Stan Getz, Astrud Gilberto, João Gilberto

2005年の映画『Vフォー・ヴェンデッタ』にはブラジル音楽が2曲使われています!

世界的に有名な「イパネマの娘」は、この映画に限らず『地球は女で回っている』、『Mr.&Mrs. スミス』、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』、『ファインディング・ニモ』、『怪盗グルーの月泥棒』、『ブルー 初めての空へ』などでも使われています。

『ブルー 初めての空へ』に関しては多くのブラジル人アーティストが登場していますので、また別の記事で特集でもしたいところです。

ちなみに「イパネマの娘」は、ビートルズの「Yesterday」に次いで世界で2番目に多くカバーされている曲だそうです!

楽曲 Corcovado – Quiet Nights of Quiet Stars
作者 Antonio Carlos Jobim, Gene Lees
歌い手 Stan Getz, Astrud Gilberto, João Gilberto

ちなみにこの映画に出てくる仮面は、ブラジル国内の政治的なデモに使われることが多いですね。

グロリアの青春(スペイン・チリ/2013)

原題 Gloria
ブラジル版題名 Glória
監督 セバスティアン・レリオ
楽曲 Lança Perfume
作者 Rita Lee and Roberto de Carvalho
歌い手 Rita Lee(ヒタ・リー)

結婚、子育て、離婚を経験した58歳のキャリアウーマンをヒロインに、新しいパートナー、息子や娘との関係を描き、孤独な時間や更年期を前向きに乗り越えていくヒューマンドラマです。

『グロリアの青春』には、Rita Leeの「Lança Perfume」が使われています。

楽曲 Águas de Março(三月の雨)
作者 Antonio Carlos Jobim
歌い手 Hugo Moraga、Antonia Santa María

さらに作品内で、チリ人のジャズ系ギタリスト、Hugo Moragaと、チリ人の女優Antonia Santa Maríaが「Águas de Março(三月の雨、三月の水)」を歌っています。

映画のワンシーンのYouTube動画はこちら

ワイルド・スピード MEGA MAX(アメリカ/2011)

原題 Fast Five
監督 ジャスティン・リン
楽曲 Desabafo(Deixa Eu Dizer)
作者 Marcelo D2, Nave
歌い手 Marcelo D2, Claudia

『ワイルド・スピード』シリーズの5作目。ブラジル・リオデジャネイロが舞台なので、ブラジルファンはかなり楽しめる映画なのではないでしょうか!

MV Billの「L. Gelada-3 Da Madrugada」リオデジャネイロのヒップホップといえば、この人抜きでは語れないほど重要人物です。ファベーラで社会活動もしています。

そのほか、Carlinhos Brownの「Carlito Marron」などが使われています。

サウンド・トラックも発売されています。

今なら「ワイルド・スピード MEGA MAX」はAmazonプライムビデオでも観れますよ!まだ加入していない方も、30日間無料でお試しできます。

夏休みにぜひ観てみてくださいね!

おまけ・横道世之介(日本/2013)

ブラジル音楽、というかサンバパレードが出てくる日本の映画『横道世之介』!

主演の高良健吾さんがサンバを踊るのも話題になりましたね。

個人的な話ですが、パレード含むエキストラ、実は知人がたくさん出てきて映画に集中できないほどです(笑)舞台が1980年代なので、髪型や服装も当時の流行りに合わせたというエピソードも聞きました。

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